ギンザケは学名をOncorhynchus kisutch言い、英語ではsilver salmonやCoho salmonと呼ばれます。銀色の光沢が非常に強いためギンザケと呼ばれるようになったと考えられ、天然のギンザケは北部太平洋に生息している為、日本には存在しない種。1960年前後から養殖や研究がはじまったと言われている。
　当エリアではシャケにする為の海上養殖となる前の２０〜２５ｃｍサイズの淡水養殖のものを放流しています。この魚が海で大きく育てられると魚屋さんでおなじみの「銀鮭」となるんですよ。　性格はサクラマスに似ていて好奇心、闘争心は強く、ルアーへの反応も良い。北米ではゲームフィッシュとしての人気も高い。
オスはニジマスに似ていて見分けが付きにくい方も多いが全体的に黄色味を帯びた体表でヒレが黄色。また顔つきがヤマメのように鋭く尖っている。メスは銀ピカのボディーで虹鱒の比べ鱗が大きく剥げやすい。ギンザケと呼ばれる由来はこのメスの白銀に光る所からきているとも言われる。
　今年、物価高騰と中国食品消費から国内産のギンザケが見直され、また養殖生産の問題から価格高騰と品不足の状態で管理釣場にての入手が非常に困難になっている。